慟哭の雨

あたしは幸せ者なのです。 でもまだまだ、っていつも渇望している。 何かを。 ２２歳になりました。 だいすきなめちゃんからライターとか灰皿とか、お手紙、タバコ、サプリってたくさんのプレゼントを貰いました。 彼氏からはダイヤネックレスと、夕飯をプレゼントしていただきました。 あたしは幸せです こんなにも愛されているんです。 でも、あたしの心の中はずーーっと雨模様なんです。 これ以上なにを望むと云うの？ わかってて、あたしは何も云いません。 多分あたしは飼われているんです。 今日も具合が悪かったのに、彼は遊びにでかけました。 「大丈夫。行っておいで」って云うに決まってる。 どうしたらわかってくれるの？ そばに居てほしいと何度云っても、彼はいない。 「愛してる？」に対して「信じてないの？」 そういわれたらあたしなにも云えないの。 昨日も酔って帰ったら平手打ち5発くらいました。 でも今朝はまた笑っていました。 よーじろーは「最低と云われてもいいから帰さなきゃよかった」と云ってくれたのに。 こんなにも想ってくれる人がいるのにこの人から離れられないのはなぜ？ あたしは一人でも生きていけたのに彼はあたしを鎖にくくりつけて独りで生きれなくした。 どうしたら自由になれるの？ 誰があたしを1番あいしてくれるの？ まなみだって昨日「あたしはななのこと、『可愛い』だけじゃないんだよ」って云ってくれた。 誰があたしのことを、1番、1番、幸せにしてくれるの？ それとも誰もあたしを幸せにする気なんかないの？ よーじろーに甘えようとしてる自分が嫌い 彼氏に正面から向き合えない自分が嫌い みんなから愛されたい自分が嫌い 周りを傷つけない様に振舞うくせに、ほんとは自分が一番傷つきたくない自分が嫌い 大嫌い